PeaceBlue


地球環境保護団体・ピースブルー

コラム

第1回  地球は一つの生命(いのち)



ここ数年、大規模な自然災害が多発しているのは世界中の人々が感じていることでしょう。
また、地球温暖化という言葉を頻繁に耳にするようにもなりました。

雨が降れば、「天が泣いている。」という人もいます。
地震が起これば、「大地が怒りに震えている。」と表現する人も。
地球温暖化に関しては、「私たち人間が風邪を引くと熱が出るように、地球も今、熱を出しているんだよ。」なんていう人もいます。

どれも言葉遊びのようなものですが、地球の動き、地球活動はまだまだ私たち人類には計り知れないことばかりです。
科学がこれだけ発達した現代においても、明日の天気を的確に予想することすらできていませんしね。


生き物たちは、次代が生まれ育つより早く獲り続ければ絶滅してしまいます。
地球には無尽蔵な資源があると言われることもありますが、本当にそうでしょうか。
資源が地球という物理的な大きさの箱よりも多く存在できないことは明白です。

放っておけば何でも元通りに戻るのでしょうか。
長い年月を経て自然に還るモノもありますが、何十、何百万年もかかると言われるものもあります。
地球の自浄作用も万能ではないのです。


このような地球に生まれた私たちは、安定した大地があるから安心して歩くことができるのです。
二酸化炭素を空気にしてくれる仕組みが機能しているから、安心して呼吸ができるのです。
雨が降り陽の光を受け植物が育つから、食べ物を得ることができているのです。



私たちは地球に生きているのではなく、生かされているのではないでしょうか。
私たちの生命を支えてくれている地球は、もっとも守るべき大切な存在ではないでしょうか。

もしも地球の活動が停止してしまったら・・・、地球が死を迎えてしまったら、私たち人類も死に絶えてしまうのではないでしょうか。

そう思った時、地球も私たちと同じ一つの生命であり、絶対に死なせてはいけない、守るべき尊いものであるのではないかと深く考えさせられました。



今の私には子供や孫はいません。
ですが、だからと言って自分自身が幸せであればいいのでしょうか。
経済活動を優先して、地球を傷つけることを続けていていいのでしょうか。

何十年、何百年先のことなんて気にしたって・・・という考えで生きていくことは、とても無責任で自分勝手と感じています。
そんな生き方をして卑下されることはないかもしれません。
遠い未来のことを考え生きて賞賛されることもないかもしれません。

たとえそうであっても、今が良ければいい、自分さえ良ければいい、そんな生き方はしたくないのです。


未来を生きる人達が安心して生きていけるように、地球には長生きしてほしいです。
地球とは、私たちが生まれる前から支えてくれている親のようなものであり、私たちの子孫をずっと見守ってくれる頼りある子供ではないでしょうか。


そんな大切な人類のパートナーである地球を大切にしていきたい、そう強く思っています。


written by Kogo


新コーナー、コラムの第1回はいかがでしたか?
ピースブルーの他のメンバーに読んでもらったところ、「カタイ!」と言われてしまいました(笑)
一回目なので、真面目なほうがいいかな、とも思いましたが、やっぱり自分で読んでみてもカタイかな、とも。

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